宮城県の桜が綺麗な名所から穴場までおすすめお花見スポット20選！

宮城県には、日本さくらの会 ｢さくら名所100選｣に選ばれている「船岡城址公園」「白石川堤一目千本桜」の他にも、「西公園」や「白石城」など多くのお花見スポットがあります。

このページでは、宮城県内にある桜が綺麗な名所から穴場までオススメのお花見スポットを20箇所紹介しています。

簡単な紹介から、例年の見頃の時期・本数・さくらまつり・ライトアップ・地図・最寄駅などの詳細から、公式サイト・Twitter・インスタグラムなどSNSへのリンクも掲載しているので現在の開花状況の確認にご利用頂けます。

仙台市

西公園

出典：ja.wikipedia.org(allegro Takahi)

西公園（にしこうえん）は、宮城県仙台市青葉区にある公園です。明治8年（1875年）6月20日に桜ヶ岡公園という名称で開園した市内で最も古い都市公園で、その後、町の東側に榴岡公園が作られ、西側にある桜ヶ岡公園は西公園と呼ばれるようになり名称も西公園に変更されました。公園内には約200本の桜が植えられており、毎年満開となる4月中旬ごろには多くの花見客で賑わう市内屈指の桜の名所として知られています。園内には源吾茶屋の他、多くの屋台が並び、テーブル席で食事をしながらゆっくりお花見ができ、夜間には提灯でライトアップされた夜桜を楽しむことができます。

青葉山公園(仙台城跡)

青葉山公園（あおばやまこうえん）は、宮城県仙台市青葉区にある公園です。広瀬川や青葉山に囲まれた自然豊かな公園で、敷地内には伊達政宗騎馬像、仙台城址、五色沼、長沼、仙台市博物館、仙台国際センターなどがあります。春にはソメイヨシノやシダレザクラなど約480本の桜が咲き、長沼沿いや「桜の小径」と呼ばれる桜並木など、情緒あふれる美しい風景を楽しむことができます。

榴岡公園

出典：ja.wikipedia.org(Kimon Berlin)

榴岡公園（つつじがおかこうえん）は、宮城県仙台市宮城野区にある公園です。元禄8年（1695年）に仙台藩四代藩主伊達綱村が生母三沢初子の供養のために釈迦堂を建立し、シダレザクラなど1000本余りを植えたのが始まりと云われ、現在はシダレザクラを中心にソメイヨシノ、八重桜、ヒガンザクラなど約370本の桜が植えられています。桜の名所として知られ、4月中旬ごろには花見を楽しむ多くの人たちで賑わいます。

三神峯公園

三神峯公園（みかみねこうえん）は、宮城県仙台市太白区にある公園です。ソメイヨシノ、八重桜、シダレザクラなど約48種類約750本を超える桜が植えられ、市内の公園の中で一番桜の木が多く名所として知られています。早咲きの桜や遅咲きの桜など、4月中旬から5月上旬まで約1ヶ月にわたり長い間桜を楽しむことができます。園内には大きな芝生広場があり、開花時期にはレジャーシートを敷いてのんびりとお花見を楽しむ多くの市民で賑わいます。

石巻市

牡鹿半島 金華山

金華山（きんかざん）は、牡鹿半島の突端の太平洋上に浮かぶ周囲26kmの島です。青森県の恐山、山形県の出羽三山とともに「東奥三大霊場」に数えられ古くから信仰の対象として知られています。春には手つかずの自然の中にソメイヨシノ、シダレザクラ、八重桜、山桜などが咲き、また神の使いとして保護されている野生のシカやサルが、桜の下で休む姿を見ることもできます。

県立自然公園旭山

県立自然公園旭山（けんりつしぜんこうえんあさひやま）は、宮城県石巻市北村にある自然公園です。標高174mの旭山はハイキングに最適で、山頂からは松島、金華山島、栗駒山、船形連峰、蔵王連峰など美しいパノラマが広がります。桜の名所として知られており、ソメイヨシノや山桜が咲き、またツツジの名所としても名高く、山頂に広がる芝生に座りながらのんびりとお花見を楽しむことができます。

日和山公園

日和山公園（ひよりやまこうえん）は、宮城県石巻市にある公園です。古くから花見の名所として知られ、樹齢70年以上の桜も多く、ソメイヨシノ、八重桜、山桜、シダレザクラなど約400本が咲き誇ります。石巻市内や太平洋を一望することができ、天気が良い日には牡鹿半島の他、松島や蔵王の山々なども見られます。

塩竈市

志波彦神社・鹽竈神社

志波彦神社・鹽竈神社（しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ）は、宮城県塩竈市にある神社です。境内には、国の天然記念物に指定されている鹽竈桜（シオガマザクラ）27本と、ソメイヨシノや八重咲きのシダレザクラなど約300本の桜が咲きます。鹽竈桜は薄ピンク色の花弁が35～50枚もある大輪の八重ザクラで開花時期が遅く、例年5月上旬頃が見頃となります。

気仙沼市

気仙沼大島・亀山

🌸咲き始めスポットは青森県の弘前公園（弘前城）♪
🌸🌸岩手県の厳美渓、西行桜の森、宮城県の鹽竈神社は、今日から満開に！
また、宮城県の気仙沼大島の亀山は、今週末が一番の見頃に！
他にも本日の満開スポットは21箇所♪
詳しくは全国観るなびをご覧下さい→https://t.co/EcNjROfUTv pic.twitter.com/lhHgnGaTIm

— 日本観光振興協会 (@zenkokumirunavi) 2018年4月20日

気仙沼大島・亀山は、宮城県気仙沼市の気仙沼湾に浮かぶ大島にある標高235mの山です。亀山の西側にはソメイヨシノ、四季桜、上品な緑色の花をつける珍しい桜「御衣黄」（ギョイコウ）など約1,000本の桜が咲き、山頂の展望台からは三陸海岸の大パノラマが広がり、桜やツバキとともに素晴らしい絶景を楽しむことができます。

白石市

白石城（益岡公園）

白石城（しらいしじょう）は、宮城県白石市の益岡公園にある城です。築城時期は不明ですが、文献に現れるのは「伊達正統世次考」の天文14年（1545年）8月の条で、城主は白石大和宗綱と記されています。白石氏は早くから伊達氏の勢力下にありましたが、その後、豊臣秀吉によりこの地方が没収され、蒲生氏郷に与え、蒲生氏家臣の蒲生源左エ門郷成の領地となり、近世城郭に改修し益岡城に改称したと云われています。慶長3年（1598年）には上杉領となり家臣甘糟備後守清長の居城となりました。関ヶ原の戦い後、上杉領から再び伊達領となり、慶長7年（1602年）に伊達家の重臣片倉小十郎に与え、仙台藩の南の要衝として、以後、明治維新までの260余年間片倉氏の居城となりました。明治7年の廃城令により解体されましたが、平成7年5月に復元されています。

園内には桜の木が多く、白石城本丸広場を中心にソメイヨシノや八重桜など約300本を超える桜が咲き誇ります。満開時には大勢の花見客で賑わい、白石城とともに風情ある春の景色を楽しむことができます。4月上旬～下旬の「白石城桜まつり」期間中は、白石城が夜10時までライトアップされ幻想的な夜桜見物も楽しめます。